大勢の人の心をつかむスピーチ技術①
writer:シグ
説得力のある話をする
キケロが提唱した弁論術の5要素
1.発想
2.配置
3.修辞
4.記憶
5.発表
この5つの技は、スピーチの時だけでなく上司を説得したいときとか恋人との話し合いでも使える。
どのように「発想」するか
まず、
自分が望んどることは何や、って考える。
相手の気分を変えたいのか
相手の考えを変えたいのか
相手に行動を起こさせたいのか
(ちなみに、下に行くほど難しい)
そのためには
何について話すか、を決める。
過去形(非難)か
現在形(価値)か
未来形(選択)か
望みが決まった後は、
論点を決める。
問題を両方の立場(賛成派と反対派)から議論できるように準備しとく。
↑
個人的に超重要
望みと論点が決まったら
相手の価値観を見定める。
相手が何を大切にしている人か?
どのように話を組み立てるか
発想の次は配置
スピーチの組み立て方は、何千年も前から基本は決まってる。
まず、ēthos
人柄で相手からの「関心と好意」を得る。
自分と相手が共通の価値観を持っていることをアピールする。
次に、logos
問題のこれまでの経緯や、事実や数字を挙げる。
↑
シンプルに話すのがコツ。
自分と相手の意見が一致する点と一致しない点を挙げる。
主張を言う。
「こうした方がいいと思います。」的な。
結論を言う。
ちょっと感情込めて、主張をもう一回言う。
どんな言葉を使って表現するか
修辞の部分。
まず大事なのは、
その場にいる相手に合った言葉を使う。
次は、わかりやすさ。
そして、鮮烈さ。
いかに具体的な話で相手を引き込むか。
最後に、声のリズムと言葉のチョイス。
とくに声は説得力に密接に関わってるみたい。
メンタリストDaiGoの動画を参考にしてみて。
スピーチをどう覚えるか
記憶については人それぞれコツが違うから、
ここでは省略。
おれの個人的なオススメは、
映像記憶術。
覚えたいことを全部映像に起こして覚えます。
これについては別記事でまとめるわな。
どのように発表するか
大事なことは
声
リズム
息継ぎのタイミング
ボディランゲージ
まず、理想的な声は大きくて安定してること。
ちょっと低い方が好まれる気がする。
それから、柔らかく話すことを意識すると、
相手を引き込むように話せる。
さいごに
以上が説得力のある話の仕方でした。
説得力があれば、相手を納得させることができる。
納得させられれば、相手は自分の望みを聞いてくれる可能性が高まる。
けど、
それは一回だけかもしれん。
それは相手が1人の時なら簡単でも、相手が大勢なら一気に難しくなるに違いない。
じゃあ、どうしたらいいか?
人は、頭で動くより心で動くほうが強い。
そこで、次の記事はこのテーマを書きます。
聴衆の心をつかむ